MotoJP Inc.

インジェクションチューニング



自動二輪車のFI化

現代の自動二輪車(バイク)は、燃料供給装置に電子制御式燃料噴射システム(FI)が広く採用されています。
バイクのFI化は、主に世界的に厳しくなりつつある排ガス規制に対応する形で進みましたが、同時に往年のキャブレター車に見られるような"バイク本来の魅力"が失われつつあります。

バイクの魅力には、"バイクを操る楽しさ"があると思います。
往年のキャブレター車は少々の不便さがありながらも、意のままに操れるアナログなエンジン特性があるからこそ、多くのバイクファンに愛されてきました。

FI車では"エンジンコントロールユニット(ECU)"がエンジン制御に介入しています。
これにより、時にライダーは自らの要求に反するような挙動を感じてしまいます。
電子制御による安全性が増す一方で、"バイクを楽しく操る"ことが難しくなりつつあります。

FI車のエンジン制御における特性について

FI車の典型的な特性として、"巡行時におけるギクシャク感""アクセル開け閉めにおけるドンツキ感"、さらには"過剰なエンジンブレーキ特性"などがあります。
また、高い運動特性を売りとする最新のスポーツモデルなどでは、ECUの制御により、"本来エンジンが持つ性能が発揮されていない"ものもあります。
(最新の電子スロットル車両においては、加速の時にスロットルバルブが自動的に戻されてしまい、出力を意図的に制限するものもあります。)

これらの特性はすべて、二輪メーカーが世界各国のあらゆる規制をクリアするため、バイク本来の乗りやすさや性能を仕方なく犠牲にした結果、副産物として現れたものだと考えております。

電子制御システムの必要性について

今日では200馬力を超える高出力なバイクが登場していますが、電子制御は、"高出力のバイクを安全に乗るために必要不可欠"です。
ECUの電子制御システムによって、様々な状況からライダーを守り、かつ、効率よく出力を発揮するエンジン特性を実現することができます。

ひと昔では考えられない、夢のようなスポーツバイクも、このような電子制御システムの発展により実現したため、もはや電子制御システムが無いスポーツバイクは考えられなくなりました。
電子制御システムだからこそ実現できる、画期的なエンジン制御が、"高出力モデルを安全に楽しく乗れるバイク"にしているのです。

インジェクションチューニングの役割

FI車の良い部分はそのままに、"もっと乗りやすく、バイク本来の性能を楽しめるようなバイクにしたい!"
インジェクションチューニングは、このようなFI車の課題に対する一つの解決策として考案されました。
インジェクションチューニングを行うことで、バイクをより楽しく、本来のポテンシャルを安全に発揮できるように変化させることができます。

MotoJPは、この"インジェクションチューニング"を専門業として取り組み、FI車が有するバイク本来の魅力をより多くの方に知っていただき、楽しんでいただけるよう努めております。

インジェクションチューニングには、ECUの設定値を直接調整する"ECUチューニング"と、ECUに別のコンピューターを取り付けて調整する"サブコンチューニング"などがあり、MotoJPでは両方のチューニングに対応しております。
また、一部の車種ではECUチューニングやクラッチレバーの操作を必要としないギアチェンジ・システム"クイックシフター/オートブリッパーシステム"も取り扱っております。

お客様のバイクをもっと乗りやすく、もっと楽しめるよう、MotoJPがお手伝いさせていただきます。
インジェクションチューニングの詳細につきましては、下記をご覧ください。

※価格は全て税別表記となります

①【基本メニュー】ECUチューニング ¥39,800 ~ (税別)

ECUのエンジン制御データを適切に調整("チューニング")することで、FI車のネガティブな特性を可能な限り改善していきます。

MotoJPのECUチューニングは、FIシステムによる効果的な制御や出力制限をいたずらに変更せず、ご要望や利用シーンを考慮したうえで、"必要に応じた調整"を行います。
オーナー様一人一人のご要望に合わせながら、バイク本来の乗り味や性能を可能な限り引き出していきます。

ECUチューニングは、さまざまなチューニング項目を目的に合わせて調整します。
下記に代表的なチューニング項目をご紹介させていただきますが、

実施可能なチューニング項目は車種・用途(街乗り、サーキット走行など)により異なります。
また、同じチューニング項目でも車種によって、その効果は異なりますので、詳細はお問い合わせください。


点火マップ 調整

エンジンの燃焼効率の向上を目的として、さまざまな条件下(エンジン回転数、スロットル・ポジション、ギア・ポジションなど)における、点火時期を遅角(もしくは進角)方向に調整します。
※エンジン保護などの観点から、大幅な調整は行っておりません

特定条件下(加速走行時や巡行時など)におけるトルク・アップや燃費向上、エンジン振動の軽減などの効果が見込めます


セカンダリーインジェクターバランス 調整

燃料噴射装置(インジェクター)がプライマリー・セカンダリーに分かれている車両について、噴射割合を調整します。

適切な調整を行うことで、エンジン回転数が高いときの燃焼効率を向上する効果が見込めます


セカンダリースロットル開度マップ 調整

アクセル・グリップの入力に対する、セカンダリースロットル・バルブの開度(スロットル・レスポンス)の関係をよりマイルド(もしくは、よりアグレッシブ)な方向に調整します。
モードごとにスロットル・レスポンスが異なる車両については、モードごとに調整が可能です。

加速走行時やブリッピング時などのアクセル・グリップの入力に対して、スロットル・レスポンスが鋭い(もしくは、鈍い)と感じる場合や、アクセル・グリップが全開にもかかわらず、エンジン回転数の上昇とともに、セカンダリースロットル・バルブが閉じてしまう場合に効果的です


電子スロットル開度マップ 調整

アクセル・グリップの入力に対する、電子スロットル・バルブの開度(スロットル・レスポンス)の関係をよりマイルド(もしくは、よりアグレッシブ)な方向に調整します。
モードごとにスロットル・レスポンスが異なる車両については、モードごとに調整が可能です。

加速走行時やブリッピング時などのアクセル・グリップの入力に対して、スロットル・レスポンスが鋭い(もしくは、鈍い)と感じる場合や、アクセル・グリップが全開にもかかわらず、エンジン回転数の上昇とともに、電子スロットル・バルブが閉じてしまう場合に効果的です


ラジエター冷却ファン温度 変更

ラジエター冷却用の電動ファンが作動を開始/停止する水温の閾値を変更します。

特定条件下(低速走行時や停車時など)における、ラジエター水温の冷却を早める効果があります。
※電気系統保護のため、大幅な変更は行っておりません


アクセルオフ時の燃料カット 調整

走行中にアクセル・グリップを全閉位置に戻すと、燃料噴射装置からの燃料供給が遮断される条件(ギア・ポジションやエンジン回転数など)を調整します。

特定条件下(主に低いギア・高いエンジン回転数など)で発生するドンツキや過剰なエンジンブレーキを軽減する効果があります
※燃料消費効率維持などの観点から、適切なバランスで調整します


吸気デバイス 調整

吸気デバイスが作動する条件(ギア・ポジションやエンジン回転数など)を調整します。

適切な調整を行うことで、エンジン回転数が低い状態から加速走行時のトルクを向上する効果が見込めます


モードリセット 無効化

電源再投入時にモードが初期値に戻ってしまう機能を無効化します。

電源再投入時も、最後に利用したモードが維持されるようになります。


タイヤ外径 変更

あらかじめECUに設定されている、タイヤ外径の設定値を変更します。

実際のタイヤ外径・スプロケット丁数が異なるとき、電子制御(トラクション・コントロールなど)の作動に影響を与える場合があります。
ECUに設定されているタイヤ外径を実際の数値と合わせることで、電子制御が誤作動するリスクを軽減します


スプロケット丁数 変更

あらかじめECUに設定されている、スプロケット丁数などの設定値を変更します。

実際のタイヤ外径・スプロケット丁数が異なるとき、電子制御(トラクション・コントロールなど)の作動に影響を与える場合があります。
ECUに設定されているスプロケット丁数を実際の数値と合わせることで、電子制御が誤作動するリスクを軽減します


クイックシフター有効回転数 変更

クイックシフターが利用可能となるエンジン回転数を変更します。


クイックシフター 調整

クイックシフター(シフトアップ時)の点火カット時間などを変更します。


クルーズコントロール 調整

クルーズコントロールが有効になる条件(車速、ギア・ポジションなど)を調整します。


スピードリミッター 解除

サーキット走行で問題となる、メーカー自主規制で設定されたスピードリミッターを解除します。


レブリミッター 変更

レブリミット制御(点火カット/燃料カット)が働くエンジン回転数を変更します。
※エンジン保護などの観点から、レブリミットの引き上げは推奨しておりません


各種FIエラー・コード 無効化

競技専用車両の製作時に問題となる、各種FIエラー・コードの表示を無効化します。


②【オプションメニュー】燃料マップ調整

【基本メニュー】ECUチューニングの項目に加え、"吸排気仕様に合わせた燃料マップ調整"を行います。
燃料マップ調整は、実績データを利用した"MotoJPオリジナルマップ適用"、もしくは、シャーシ・ダイナモを利用した"現車セッティング"からお選びいただけます。
※オプションメニュー(燃料マップ 調整)の料金は、ECUチューニングの基本料金に加算されます。
 【オプションメニュー】単体の実施は承っておりませんので、あらかじめご了承ください。


燃料マップ調整 (MotoJPオリジナルマップ適用) +¥10,000 (税別)

基本的なECUチューニングに加え、車両の吸排気仕様に合わせた燃料マップ調整を行うメニューです。
MotoJPが所有する実績データ(過去に現車セッティングで製作した燃料マップ)を利用するため、お手軽に燃料マップ調整を行うことができます。

愛車のマフラーやエアフィルターを社外品に交換したあと、"トルクが下がった気がする...""エンジン回転の伸びが悪くなった気がする..."と感じられた場合は、燃料マップ調整が効果的です。
こちらの"MotoJPオリジナルマップ適用"は、"車両持込が難しい"、"現車セッティングまではちょっと..."といったお客様におすすめです。

車種によっては、"アフターファイア調整"とセットで実施することで、マフラーの出口付近から発生するアフターファイアの軽減が見込めます。
※吸排気仕様やチューニング内容によっては、MotoJPオリジナルマップが適用できない場合がございます
※より正確な燃料マップ調整をご希望の場合や、MotoJPオリジナルマップの適用ができない場合は、燃料マップ調整(現車セッティング)をご検討ください

MotoJPデータ2


燃料マップ調整 (現車セッティング) +¥60,000 ~ (税別)

基本的なECUチューニングに加え、車両の吸排気仕様に合わせた燃料マップ調整を行うメニューです。
MotoJPが所有する最新式シャーシ・ダイナモを利用することで、燃料マップ調整をより正確に行います。

愛車のマフラーやエアフィルターを社外品に交換したあと、"トルクが下がった気がする...""エンジン回転の伸びが悪くなった気がする..."と感じられた場合は、燃料マップ調整が効果的です。

車種によっては、"アフターファイア調整"とセットで実施することで、マフラーの出口付近から発生するアフターファイアの軽減が見込めます。

シャーシ・ダイナモを利用した燃料マップの製作は、自動車などで幅広く利用されているCAN通信にも対応した、"高性能データ・ロガー"を用いて行います。
高性能データ・ロガーを利用することで、データ・サンプリングレートが100Hz(1秒間に100回)以上という遅延の少ないデータ収集が可能です。

また、MotoJPが所有するシャーシ・ダイナモは、"高性能な転がり抵抗""走行風のシミュレーション"を行うため、実走行に近いデータ収集が可能です。
最新式シャーシ・ダイナモと高性能データ・ロガーを組み合わせることにより、車体や吸排気構成部品などの個体差、さらには高速走行を想定した、"高精度な燃料マップの製作"が実現します。

MotoJPシャシダイ1


現車セッティングの作業時間は、"平日の日帰り作業に対応している車種"に限り、当日4-6時間以内で実施します
土日祝日や繁忙月、日帰り作業が不可な車種の作業時間につきましては、原則車両お預かり(1週間以上)で実施させていただきます。
※車両預かり期間などは時期、車種、仕様などにより異なります

現車セッティングはすべてのECUチューニング対応車種を対象としておりますが、現行の現車セッティング・システムにおける実績が少ない(あるいは無い)車両につきましては、データ・ロガーの設定や車両のエンジン情報取得に関する大掛かりな準備が必要なため、原則お預かりでの作業で行います。

シャーシ・ダイナモ上に車両が載せられない場合、データ収集に必要な部品(BOSCH O2センサーなど)の取付が困難な場合、その他、近隣住民への配慮からこちらが実施困難と判断した場合につきましては、作業をお断りさせていただきます。
※現行システムで対応が困難な場合、準備が整うまでお待ちいただく(あるいはお断りさせていただく)場合がございます
※上記理由により作業中止あるいは打ち切りとなった場合、弊社からお客様にご請求させていただく金額はございませんが、お客様側で発生した車両運搬費などを含む一切の費用につきましては補償致しかねますので予めご了承ください

<現車セッティング・海外メーカー車種開発について> - NEW
 夏季期間中につきましては、「現車セッティング」ならびに「海外メーカー車種開発」の
 新規受付を一時休止とさせていただきます。
 ※再開時期につきましては、今後の感染症拡大状況などを見ながら決定させていただきます

 ★新型コロナウイルス感染症の拡大に伴う当面の営業について


③サブコンチューニング (燃料マップ調整) ¥60,000 ~ (税別)

サブコン(PowerCommanderVなど)を利用して、車両の吸排気仕様に合わせた燃料マップ調整を行います。
燃料マップ調整は、MotoJPが所有する最新式シャーシ・ダイナモを利用することで、燃料マップ調整をより正確に行います。

愛車のマフラーやエアフィルターを社外品に交換したあと、"トルクが下がった気がする...""エンジン回転の伸びが悪くなった気がする..."と感じられた場合は、燃料マップ調整が効果的です。

サブコンチューニングは、原則車両お預かり(1週間以上)で実施させていただきます。
シャーシ・ダイナモ上に車両が載せられない場合、データ収集に必要な部品(BOSCH O2センサーなど)の取付が困難な場合、その他、近隣住民への配慮からこちらが実施困難と判断した場合につきましては、作業をお断りさせていただきます。
※車両預かり期間などは時期、車種、仕様などにより異なります
※上記理由により作業中止あるいは打ち切りとなった場合、弊社からお客様にご請求させていただく金額はございませんが、お客様側で発生した車両運搬費などを含む一切の費用につきましては補償致しかねますので予めご了承ください

<現車セッティング・海外メーカー車種開発について> - NEW
 夏季期間中につきましては、「現車セッティング」ならびに「海外メーカー車種開発」の
 新規受付を一時休止とさせていただきます。
 ※再開時期につきましては、今後の感染症拡大状況などを見ながら決定させていただきます

 ★新型コロナウイルス感染症の拡大に伴う当面の営業について


④Quick Shifter / Auto Blipper ¥63,000 ~ (税別)

クラッチレバーを操作しない、新しいギアチェンジシステム!!
MotoJPは、寺本自動車商会 "EZ-SHiFTER"など、ECUチューニングを必要としない、クイックシフター・オートブリッパーシステムを取り扱っております。

対応車種をお持込いただくことで、取付・セッティング(※別途手数料が発生します)まで実施させていただきます。
※対応車種につきましては、寺本自動車商会EZ-SHiFTERのページをご確認ください。

EZ-SHiFTER


既にEZ-SHiFTERを導入している車両につきましても、EZ-SHiFTERの調整をご希望の方はお気軽にご相談ください。

株式会社MotoJP

〒245-0064

神奈川県横浜市戸塚区影取町1771-2

TEL 045-392-3308

FAX 045-392-3306

【営業時間】

10:00-18:00

【お昼休憩】

12:00-13:00

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毎週・水曜日(8月中)

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